※この記事は「クイズやるひとアドベント
カレンダー2018」の12/11用に書いたものです。
(遅れてすみません…)
https://adventar.org/calendars/3138



こんにちは、あらやです。

昨年秋頃からクイズを少しだけ深くやり始めた
しがない会社員です。

特にサークルなどには所属していない
野良クイズプレーヤーですので、
何言ってんだこいつ、と思われるかも
しれませんが、ご笑覧くださいますと幸いです。



◼︎クイズのために…という観点。


クイズをやっていると、時折挙がる話題に
「クイズのための丸暗記は是か否か?」が
あります。


主な論調は、クイズのためにする暗記は
生きた知識でないから意味がない、という
否定的なものが多いように感じます。

言いたいことは何となくわかります。
クイズで答えることだけを目的に勉強するのは
何だかスマートでないような気がするし、
そもそも丸暗記は意味がないことと
考える方も多いのではないでしょうか。

実際、私もクイズのために、と意気込んで
何かを覚えることはあまりしていません。
クイズに出るから、というよりは
自分の中に留めておきたい、という
所有欲で物事を覚えている気がします。


でも、否定的な意見を見ると思うんです。


クイズのために覚えることって
そんなに否定されることなのかな?って。



◼︎知識を身につけるということ。


個人的には、知識に生きた知識も
死んだ知識もないと思っています。

果物から摂取するビタミンCは良くて
サプリで摂取するビタミンCは良くない
みたいな主張をたまに耳にしますが、
どちらもビタミンCはビタミンC。
成分も効果も同じ。

同じようにどちらも知識は知識。
内容も有用性も同じだと思っています。


目的はどうあれ、手段もどうあれ、
知識を身につけることには賛成です。
身に付けた知識は、得にはなっても
損になることはないと思うから。
大事なのはその知識をどう使うかだけだと
思います。


◼︎あるあるネタ。


知識があるとちょっと得だな、と思うのは
物事を再発見できること。

「これがあのメデューズ号の筏か!」とか、

「ここがあのロカ岬だ!」のような。

知っていたものを実際に自分で再発見すると、
事前情報なしで体験したときより
喜びが少しだけ大きくなる気がします。


初めての人と話すときも、知識を活かせば
会話が弾むこともありますよね。

「エキソンパイ美味しいですよねー!」とか

「ほったらかし温泉行きたいんですー!」とか。

(失敗して気まずくなることもありますが…)



◼︎広く浅くでも、狭く深くでも。


知っていることが増えれば、
遠くは近くになり、狭いは広いに変わる。
日々に少し彩りもつくかもしれない。


クイズって、そういう意味では
問題を通じて多様なジャンルの事柄に触れる
とてもいい機会だと思うのです。

もし問われることがなかったら、
そこに山があるからと答えた登山家や
オリオンの三つ星を構成する星の名前、
ウルグアイの作曲家の代表曲などに
触れる機会はあまりないことでしょう。
もちろん知らなくても、
生きる上では何の支障もないのですが。

でも前述したようなちょっとした得もあるし、
クイズを通じて知ったことで、自分の趣味や
興味が広がったりするし。
それって素敵なことだと思います。



◼︎とりとめのない話になったので。

だらだら書いてしまいましたが、まとめ。


・クイズのための勉強も別に良くない?
・どんな形であれ、知識を身につけよう
・多様な知識に触れる手段としてクイズは優秀


ということでした。


これからもクイズを通じて、
まだまだ自分の知らない新しい事柄に
触れていけるのが楽しみです。

あー、クイズやりたい。